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平戸街道(その2)

 
     
 

2、江迎宿から佐々宿まで(約11km)

 
 

 (江迎宿) → 山ノ田一里塚 → 山ノ田茶室 → 江里峠駕籠立場 → 佐々宿(佐々本陣) → 古川一里塚 

 
             
 
高岩往還
 
高岩下往還
 
高岩下往還
 
 
高岩往還
 
高岩下往還
 
高岩下往還
 
             
 
山ノ田薬師堂
 
薬師如来座像
 
山ノ田一里塚跡
 
 
山ノ田薬師堂
 
薬師如来座像
 
山ノ田一里塚跡
 
             
 
山ノ田茶室跡
 
茶室の眼前に広がる肥前耶馬溪
 
山ノ田川の飛び石
 
 
山ノ田茶室跡
 
茶室の眼前に広がる肥前耶馬溪
 
山ノ田川の飛び石
 
             
 
江里峠から佐々へ
 
江里峠駕籠立場跡
 
江里峠から佐々へ
 
 
江里峠から佐々へ
 
江里峠駕籠立場跡
 
江里峠から佐々へ
 
             
 
大日山城跡
 
古川一里塚跡
 
佐々川
 
 
大日山城跡
 
古川一里塚跡
 
佐々川
 
             
 
東光寺参道への平戸街道
 
東光寺から見た古川山地
 
東光寺
 
 
東光寺参道への平戸街道
 
東光寺から見た古川山地
 
東光寺
 
             
 
 
 

高岩下の街道  
高岩は砂岩の浸食奇岩で、平戸八景の一つ。昔の風情が残っている高岩崖下の街道は、街道文化財として指定に値する所。

山ノ田薬師堂   
高さ71cmの薬師如来座像安置。胎内に墨書の銘があり、「大檀那は源松浦隆信(1529〜99)、博多の仏師猪熊冶部丞(弘治4年・1558)の製作」と書いてある。初めは田平村弥勒寺にあったが、明治の初めに廃寺となり、ここに移された。

山ノ田一里塚    
日ノ浦より3番目の一里塚。山ノ田橋より約150m下流の山麓、川の堰の先端、くぼ地。松根油採取のため掘り取った。平戸街道の旧道沿いにあった一里塚の松。

山ノ田茶室   
井手氏が殿様のため茶室を作った。礎石が残っており、貴重である。春は桜、秋は紅葉の突出とした岩山の肥前耶馬溪を嘆賞(たんしょう)された。戦後は植林で景観の変化が少ない山となった。 

山ノ田・江里峠往還  
かつての往還道が残り、風情を感じさせる道であったが、農地の区画整理にともない舗装が行われたため、昔の趣きが薄れたのが残念である。

江里(えり)峠駕籠立場    
標高約130m。峠の畑の2段目が殿様の休憩所で、2坪ばかり芝生を植えてあった。かつては峠のすぐ下に茶店が3軒あり「草鞋(わらじ)」をたくさんつるしていたという。

大日山城跡   
戦国時代初期まで土豪佐々氏の居城。平戸松浦氏に滅ぼされた後は平戸松浦氏の拠点となる。
城跡の入口に大日庵(だいにちあん)(寺)がある。明治7年に市瀬(いちせ)小学校が開校。

古川一里塚   
本陣の裏を通っている旧街道は、山地の裾を通って通称三本松の所に4番目の一里塚があった。山の裾の一番出っ張った所。昭和15年204号線拡幅のため旧街道・一里塚・三本松共に消滅した。

古川(ふるかわ)の渡しと佐々川   
街道の初期の頃は舟で渡った。佐々皿山への陶石も川口より遡上(そじょう)して運んだ。東岸には茶店・遊廓あり。土地の隆起により、伊能忠敬隊の測量時(1813年)は飛石歩行。その後、陶石運搬は陸上輸送となり、コスト高で閉窯の一因と思われる。

東光寺(とうこうじ)
開基は永享8年(1436)平戸松浦22代豊久(とよひさ)。「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」を奉持して朝鮮の役に参加(26代松浦鎮信((しげのぶ)・3,000の兵を率いる)。朝鮮の役や半坂(はんさか)合戦などの戦死者の霊を祭る。背後の山は中世の佐々(さざ)城。

 

  1、日ノ浦宿から江迎宿まで   3、佐々宿から佐世保宿まで  
         
  4、佐世保宿から早岐宿まで   5、早岐宿から川棚宿まで  
         
  6、川棚宿から彼杵宿まで   「平戸街道」TOPへ  
         
   
         
   
         
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