新入会員歓迎会を単独開催するのは'11年に続き今回は3回目となる。
東京周辺の大学に今年入学を果たした新入会員（65回生7名）と学生会員（61回生1名・62回生7名・63回生2名・64回生8名）の計25名と4〜39回生までの会員55名が参会、新旧会員の混合指定席の効果も相まって、各テーブル大いに交流を深める姿が見られた。
司会は38回生の佐々木恭子さんと39回生の山崎明彦さん。

■関根　千佳　さん（28回生）

（株）ユーディット　会長兼シニアフェロー　同志社大学政策学部　教授
部室で小説を書いていた北高時代が自分の原点。日本IBMでシステムエンジニアになったが、文系で大変苦労をしたが、解らない人の立場に立てばいいという視点を持つことで克服。二年間のアメリカ滞在でユニバーサルデザインの重要性に気づき、社長に直訴して「スペシャルニーズセンター」を設立。しかしあまりに恵まれすぎた職場環境に甘えてはいられぬと独立。社員全員が在宅勤務で、日本のIT企業の多くが顧客である会社を設立等の話が淀みのない流れるような口調で語られた。「働く」とは「傍を楽にする」ことだという言葉が新入会員に向けて贈られた。

■池田　秀樹　さん（25回生）

東京国税局　査察部　査察総括第二課長
「増税に対する苦情は、私にではなく国会の方へお願いします」会場が笑いの渦に。「脱税するやつは、日本の道路を歩くな」という名セリフが印象的だった米倉涼子主演のドラマや、井上真央主演のドラマを引用しながら、国税庁調査査察部の仕事が面白おかしく語られた。特に、バブルの時代に数十億円の隠された現金が見つかった話には、会場がどよめいた。

■道家　一成　さん（19回生）

海上自衛隊OB
資料に同封されていた各種き章のレプリカ。手に取って眺める会員の面々。海上自衛隊の組織や装備、世界への貢献の話を写真や図表を交えての解りやすい解説。「佐世保に住んでいる人でも、海上自衛隊のことは意外に知らない」という言葉が印象的だった。何歳になろうが、その年齢の新人で日々を大切にしなければならないという言葉が新人会員に向けて贈られた。

新入会員歓迎会は毎年5月中旬から下旬の土曜日に都内で開催します。
総会（隔年）開催年は総会（懇親会）と一緒に行います。来年は総会でお会いしましょう！

（2013年6月上旬）