大学を終えてから程なくしてインドでチベット伝来のタンカ絵の制作にたずさわるようになり、苦節30年、日本画の要素も加えて独自の画風を確立した22回生の馬場崎研二さん。その作品は、彼の生き様同様に、決してまねることのできないものでしょう。
2006年4月、2年ぶりの展覧会のために帰国された馬場崎さんは、幸い健康に恵まれて活躍されているとのことで、5〜6月には、奥様の母国であるドイツで、展覧会を開かれるとのことでした。
馬場崎さんから、1996年刊行の「異境」と2006年刊行の「Thangka」に掲載された作品を当会HPに掲載させていただくことの了解をいただきましたので、ここのいくつかの作品を紹介します。 |