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われらが母校の前身校のひとつである佐世保女学校(成徳高女の前身)の教材として作曲された「美しき天然」を紹介したCDつきマガジンが、発売になりましたので、ご紹介します。
隔週刊 「日本のうた こころの歌 〜明日に残したい名曲選〜」は、隔週火曜日に発売されているマガジンシリーズで、既に80号を超えて発行されている。
そのうちの2011年12月発行の77号で「美しき天然」が取り上げられた。
冊子で、「美しき天然」の歌詞および楽譜を掲載するとともに、「美しき天然」について解説を加えたうえ、「ゆかりの地を訪ねて」として、佐世保市を紹介している。そして、付属のCDでは、「美しき天然」を男声合唱で聴くことができる。
まず、冊子の中の「この歌をひもとく」では、見開き2ページで、武島羽衣作詞・田中穂積作曲の歌詞(4番までの全部)・楽譜を掲載。続く2ページで、@「美しき天然」が<日本で最初に作られたワルツ>と言われていること、Aしかし、日本独特のワルツであることを紹介している。そして、Bこの曲が作られた経緯、C楽曲の構成、D今では中央アジアでも歌われているということを紹介している。
前記のBの部分では、作曲した田中穂積について、「明治32年に軍楽隊長として佐世保に赴任した時には、創立したばかりの佐世保女学校(現佐世保北高校)で音楽教師として教壇にも立っています。このとき同校の校長から依頼があり、教材用に作曲したのが武島羽衣の詩による『美しき天然』です。・・・」と、作曲の経緯が詳細に述べてある。
「ゆかりの地を訪ねて」では、「『美しき天然』の曲のモチーフとなった素晴らしい眺望を有する佐世保の景色」の標題のもと、田中穂積の足跡、佐世保がうたにゆかりのある土地であること、九十九島の美しさ等が、紹介されている。
付属のCDでは、男声合唱団東京リーダーターフェルによって、「美しき天然」が2番まで歌われている(4分32秒)。そのほか、このCDには、「餅つき」「十二の誕生日に」「冬のおんがく」「ラジオ体操の歌」「霧」「モンゲンローテ(朝やけ)」が収められている。
なお、冊子の表紙とCDのカバーには、谷内六郎さんの郷愁をおぼえる絵が用いられている。
この号のみを求めることも可能。詳しくは、発行所デアゴスティーニ・ジャパンのHPをご覧ください。