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新進気鋭の芸術家を紹介します。52回生の加藤治子さんは、山口大学教育学部美術科を卒業した後、東京学芸大学大学院に進んで研鑽を積まれました。ここでは、加藤さんのユニークな絵画作品や、戸尾市場を写した【写真編】を紹介します。絵画作品の解説は、加藤さんご本人のものです。
なお、加藤さんには、第14回総会に、いくつかの作品を展示することで、彩りを添えていただくことになりました。
「今夜、誰と、何を」シリーズ
家族のために夕食をつくっているうちに、どんな料理でもちゃんと“うちの料理”になっているんだ ということに気づき、それに家族のかたちのようなものを感じたことから、料理をモチーフにした作品を描くようになりました。 わたしの家族にはわたしの家族らしいスタイルが存在していて、わたしはそれがとても好きです。 誰かと食事をするというのは日常的なことかもしれませんが、生活の中での大切なひとときだと思います。
家族と、友達と、友人と。 あなたは今夜、誰と、何を食べたいですか?
「Thank you for the lovely meal !」
個展を行ったカフェバーRoofでは、オーナーの方々をはじめ、スタッフの方などさまざまな人と出会い、お世話になりました。 感謝の気持ちを伝えたいと思い、お店のメニューの中からモチーフを選び、制作しました (メニュー:「彩り野菜と三種の豆のマリネ」)。 この作品は個展の最終日に一日だけ展示しました。 タイトルは「ごちそうさま!」という意味です。
ポップ・アートの代表的な作家である、アンディ・ウォーホルの作品に影響されて作った自画像です。 キャンバスの上に、さらに赤いチェックの布を張り、その上に描きました。
作品についても、自分自身についても今はちょうど過渡期のような時期かな、と思っているのでこのタイトルにしました。 今までのような作品テイストに加え、もっとメルヘンで見る人のイメージを膨らませるような要素が欲しいと思い、チャレンジした作品です。