佐世保北高
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大串典久先生
（英語）
1971年（昭和46年）〜1986年（昭和61年）
食卓を飾る海の幸に感謝して
近年、とみに佐世保バーガーが、世に喧伝されて、悦ばしい限りですが、佐世保には、世に誇る万津町の朝市があります。労をいとわず足を運べば、アジのひらきでも、アゴの干物でも、廉価で手に入ります。冬に旬のアコウ鯛でも奮発して購入することがあれば、この上ない贅沢になります。
冬には、また九十九島のカキが季節を彩ってくれます。
春には、早岐の茶市がオープンします。
家人は、待ちかねたかのように、テングサを買いに出掛けます。これは夏の涼しさを演出する心天（ところてん）の原料になります。
家人はせっせと、歯応えのある心天をつくっては、友人、知己に、無理矢理に食べさせたりします。
佐世保の海の恵みを食べて、海辺に暮らす至福を享受している毎日です。
（2008年１月末日/受取）
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