平田浩一＜恩師便り＞（東京北星会・佐世保北高関東地区同窓会）


	平田浩一先生（国語）	1971年（昭和46年）～1982年（昭和57年）

　御案内ありがとうございました。

私は昭和46年～57年度まで、佐北に勤めました。生徒諸君から"学ぶ"ことが多かったようです。国語教師とて、"言語力の育成"、つまり〈生きる力〉をめざして、猪突猛進の日々だったようです。それでも生徒は懸命に学ぼうとしていたようです。ありがたいことです。
　今までは、各界各層の社会で、活躍されている当時の生徒たちから沢山の年賀状をいただき、生きる勇気を与えられています。
　吉川英治の『宮本武蔵』の一節。

"登山の目標は山頂と決まっている。
しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、
かえって逆境の、山の中腹にある。"

この一節をかみしめています。67歳の前期老人に入りました。心は若いつもりです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2008年１月末日/受取）

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平田浩一先生（国語）

1971年（昭和46年）～1982年（昭和57年）