東京北星会の皆様におかれましてはますます御健勝のことと存じます。日頃から本校を温かく見守り応援していただいておりますことに対し厚く御礼申し上げます。
また今年5月には東京北星会総会にお招きいただき、ありがとうございました。総勢300人近い参加者のパワーに圧倒されました。
思いがけず私が当時在職中にご一緒していた先生方や卒業生達とも懐かしい話に花を咲かせることができ、とても楽しいひとときを過ごさせていただきました。
地元佐世保では、3月に公開された「坂道のアポロン」が7月現在でもまだ上映されており、佐世保市民とりわけ北高出身者の間ではその話題でもちきりです。
原作者の小玉ユキさんが本校の出身であることもあり、校舎の一部が写ったり、現役の高校生がエキストラとして出演したりと、
在校生の間でもその話題で大いに盛り上がりました。また、昨年は佐藤正午氏が本校出身者で2人目となる直木賞を受賞したり、小川慶太氏がグラミー賞を受賞したりと文化面での活躍が目立ちました。このような先輩方の活躍は在校生の誇りであり、大きな目標になっております。
さて、本校は、昭和23年の学制改革以来長い歴史を積み重ねてきましたが、本年度創立70周年を迎えることになりました。「Step for the Next 〜加速する70年(とき)〜」を70周年のキャッチフレーズに掲げてさまざまな行事に取り組んでおり、10月6日(土)には、記念式典が予定されています。本校は平成16年度から新たに中高一貫教育校としての歩みを始め、はや15年目を迎え、部活動や進学実績においても、県下に誇るすばらしい成果を残しています。 現在、「輝け北辰のごとく」というスローガンのもと、深い知性と豊かな人間性、健やかな心身を養い、高い理想のもと社会に貢献で きる有為な人材を育成するとともに、県北の核として信頼される学校づくりにつとめています。創立70周年を機に次のステージに向けてさらに飛躍したいと考えています。