<開発に携わったお二人に聞く! 若松吾朗委員・遠田祐子委員>
―北星会の活性化のためにHPが重要な役割を果たすと確信―
■お二人共、今年から編集委員に加わりましたが、どのような経緯でリニューアル作業に関わることになったのですか?
若松)同期の誘いがあって6月に行われた東京北星会の総会に参加したのがきっかけでした。当日の写真を撮って編集長に送ったところ、編集委員へのお誘いがあり今日に至っています。
遠田)私の場合は、年末に吹奏楽部の同窓会があり、今までのコンクールや演奏会での演奏を3枚のCDおよびジャケットにして配布しました。その中の佐世保北高の校歌を、北星会のWebから「是非北星会のWebで使いませんか?」とメールを送ったのがきっかけです。たまたま編集長からメールがあり、いろいろとメール交換をしているうちに編集委員になっていました(笑)。
■若松さんは某自動車メーカーで車の研究をしていらっしゃる。一方、遠田さんはWEB構築の仕事をしていらっしゃる。今回はお2人で開発に携わった訳ですが、共同作業はいかがでしたか? ご苦労話などありましたら教えてください。
若松)遠田さんや編集委員の方々とは、実際に会う機会はほとんどない中でメールや掲示板を使って連絡を取り合いました。これらの手段では伝えられる情報は限られたものになりますが、その割に共同作業は上手く出来たと思います。
遠田)実務で共同作業をやる時ですら、ちゃんと最初に「作業方法を打合せ」を全員顔をあわせて行います。今回はバーチャルな打合せのみでスタートしたため、最初1ヶ月はとても効率の悪い進め方でした。
お互いの長所を生かせてないというか。私も言われた部分だけやろうみたいなところがありました。時間がたつにつれて、自ら「これが自分の得意分野だから自分はこれを担当する」などの意見が飛び交い、結果、それぞれの得意分野を生かして効率よく進めることができました。
■実際の作業はいつ頃からスタートされたのでしょうか? 夏休みもなく作業に没頭されていたのではないですか?
若松)夏休みはちゃんと休みましたよ(笑)。本部総会と北高へ取材に行きましたね。7月頃から技術的な調査を始めました。その後、デザインについて編集委員の中で意見交換を重ねました。
実際の作業が増えたのは遠田さんがWebの枠組みを作り上げてくれた9月になってからです。
遠田)実際に効率よく回り始めたのは8月末ぐらいから。9月は山場で毎日5〜6通メールを取りかわす。一時はメールでチャット状態でした。
現業がタイミング悪く、その頃に忙しさのピークを迎えて、作業は平日の夜か土日という状態だったので9月は正直きつかったです。
■ホントにご苦労さまでした。若松さんは6月の総会には本当に久し振りに2度目の参加。遠田さんはまだ総会には参加されていないのですよね? なのに編集委員及び学年幹事まで引き受けてホントご苦労さまです(笑)。
若松)学生の頃に一度総会に参加しましたが、参加者の年齢層の違いを感じ、しばらくの間、姿を隠していました。 WebやHPはもともと興味がある分野でしたのでいいきっかけだったと思っています。
遠田)うちは家系ほとんどが佐世保北高出身。「北星会」や「総会」という単語は小さい頃から聞いていたのですんなりと入れました。編集委員は、経験上お手伝いできることがあればという気持ちと、あとはこの東京で佐世保北高出身の人と何らかの形で出会うことが出来るのが楽しみだったからです。
故郷というのは、東京に出てきた今だからとても大切に思っています。仕事で会う人でも「九州」ときけばうれしい。「長崎」「佐世保」と聞けば更にうれしい。所かまわず佐世保弁でしゃべれるのがとても楽しいです。
■実際、6月の総会には34回生(現在41歳)以降の若い世代がほとんど参加していません。これはとても残念なことです。そのために、このHPを若い世代の方々に知ってもらい、次の総会に行ってみようかな〜と思わせたいというのが編集部の狙いですが、そのためには面白い記事を掲載するのは勿論ですが、それだけでは足りないと思うのですが。そのへんの対策は何かお考えですか?
若松)北星会の活性化のためにHPは重要な役割を果たすことができると思います。若い世代を意識したデザインとこまめな更新による新鮮な情報提供で多くの卒業生に見て欲しいですね。
遠田)Webだけでなく総会なども、どんどんと若い人が好むイベントを取り入れて行ってほしいですね。あとは、卒業時にもっと北星会のことをアピールすべきです。
卒業式間際に、数分「北星会というのがあるよ」「学年幹事に誰かなって」と学校から聞くだけ。でもみんなはもう「卒業」や「別れ」のことで頭いっぱい。「じゃあ次回北星会で集まろうよ!」となるように、みんなが
<また会える場所>だということをアピールしてほしいです。総会に、在校生を呼んで、演奏や出し物をしてもらうのもいいと思います。(さすがに東京は無理ですけど)
■若松さんの奥様も「北高生」ですよね? 40回生でしたか?
若松)41回生なんですが、学年幹事も不在のほとんど参加しない世代の見本のようです(苦笑)。
■いつかご夫婦で総会にいらっしゃってくださいね。そして奥様もこのHPをフル活用して在京で同級生の集まりが頻繁に開催されるようになるといいですね。そのような役割をHPが担うものだと思います。遠田さんの回もまだまだ「同窓会」そのものに関心が低いと思います。
若松)在京での同級生の集まりが第一歩でしょうね。HPリニューアルが何らかの形で役に立てると嬉しいです。
遠田)47回生は、今年、卒業後10年にあたり学年同窓会がはじめて開催されます。これがひとつの大きなきっかけになれば良いと思っていますし、みんなに「次回は北星会で!」と伝えたいです。
■最後に、ご自分が作成した当HP、自身で評価して何点ですか?
若松)今回はデザインの変更が大きな柱でしたので、今後は内容の充実を図っていきます。という訳で80点。これからですよ!
遠田)今回の使命としてはみんな頑張ったし100点をあげてもいいのでは? 私はほめられて育つタイプなので(笑)。
ただ今回は、中身まで触れることができませんでした。最終的には見た目より、中身の充実ですからね。若松さんのおっしゃるとおり、これからますます充実していくと思います。そして、一方的に発信だけではなく、みんなの意見も取り入れるような双方向のコミュニケーションツールにしていきたいと思います。
■ホントにご苦労さまでございました。そして、お二人は更新作業を担当されます。こちらもよろしくお願いします。
次の総会(2006年)にはこのHPをアクセスした若い世代の元「北高生」が多く出席されることを願いつつ、60代、50代、40代、20代という世代の異なるメンバーが結集して作り上げた当HPの技が次世代へ継承されていくことを心から願いたい。
以上、もう一人の編集委員、<フリーライター・桑島まさき>こと31回生の<桑島千秋>でした。
他にも、岩政ゆり(31回生)、藤木忠慶(47回生)諸氏に多大な協力をいただきましたことを深くお礼申し上げます。
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