毎年開催されている在京佐世保人のための集い「東京佐世保会総会 ―ふるさと佐世保の夕べー」が、2007年10月19日(金)、新宿のハイアットリージェンシー東京で行われた。北高からの出席者は目標に達する参加人数となった。
例年どおり長崎県下の政界人、地元を代表する企業や団体の代表者、主要マスコミ数社の代表者、各同窓会関係者などが多数参加された。司会を務めたのは北高30回生の高増広司さん。
小野寿幸東京佐世保会会長が「東京佐世保会が34年という長きにわたり発展を続けてこられたのは、皆様の故郷を思う気持ちの表れです」と深い感謝の言葉を述べ、総会の幕開けとなった。さらに、遠くにいながら故郷を応援するために渋谷センター街に佐世保観光PRのための広告をだしたことを報告し、故郷の益々の発展を信じる、と述べた。(→ご参照ください)
新しく佐世保市の行政に携わる朝長則男市長が、光武顕前佐世保市長への感謝と慰労の言葉を述べられると、東京佐世保会としても前市長の貢献に対して感謝状を贈呈した。
来賓代表として衆議院議員の北村誠吾(きたむら せいご)さんは、「政治に携わる者として皆様に慰労の言葉をかけてもらえるような立派な仕事をしていきたい」と抱負を語られた。
続いて参議院議員の大久保潔重(おおくぼ ゆきしげ)さんは、先の選挙のお礼と会の発展を祈念する言葉を述べられた。
毎回多彩なゲストを迎えて好評を博しているイベントだが、今回のゲストは、ホテルのディナーショーや地域のお祭りやイベントで活躍している「Mi-&Mako」。懐かしい曲やオリジナル曲を歌いながら踊る2人の溌剌としたパフォーマンスは会場を沸かせてくれた。さらに聖和女子学院出身で元日劇ダンシングチームの桑原真由美さんのファミリーが勢揃いし、華麗なダンスを披露してくれた。
会場の一部に設置された物産展では、故郷の懐かしい「よかもん」が展示され、売れ行きは好調だったようだ。
恒例の大抽選会。北高陣のアタリは少なかったようだが、残った賞品をゲットするためにジャンケンによる決着が試みられ、賞品を狙う人々の歓喜と熱意で盛り上がりは最高潮に達したかのようだった。
故郷からもらった幾多の宝物に匹敵するモノなどありはしない。だからこそ、遠く離れていてもふるさとのためにできることを実現し続けるしかないのだろう。
(文責・桑島まさき)
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