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第38回 東京佐世保会レポート
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「第38回 東京佐世保会 ふるさと佐世保の夕べ」が、2011年11月11日(金)、ハイアットリージェンシー東京で開催された。
3月11日の東日本大震災から8カ月……震災直後は花見などあらゆるイベントが自粛され、景気低迷した日本経済にとっては大打撃だった。
毎年開催されるこの会の開催にあたっても、進めるべきか自粛すべきか二分する程の意見交換がなされたが、苦しい時だからこそ震災によってうちひしがれた日本を盛り上げようと開催にこぎつけた。
ちなみにこの日は冷たい雨が降る気温11度の寒い日だった。38年続いたこの会の歴史の中で「11」ばかりの記憶に残る日となるだろう。
公務で忙しい合間を縫って朝長則男佐世保市長は昨年に引き続き参加され、市政報告と激励の言葉を述べられた。
させぼ四ヶ町商店街協同組合理事長の竹本慶三さん(北星会20回生)など、来賓の方々が多数参加し300名超の集客数となり、大変な盛り上がりをみせた。東京北星会は幹事会の努力の甲斐があり目標とする集客数をクリアした。
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東京佐世保会幹事長の高増広司さん(東京北星会副幹事長)の開会宣言ではじまり、小野寿幸東京佐世保会会長が挨拶。佐世保市「市旗」が佐世保市より東京佐世保会へ贈呈された。
衆議院議員の北村誠吾さんは、「『11』並びの珍しい本日は記念すべき一日となった。何でも一番が良い! 佐世保市があらゆる点で一番になれるようにがんばりましょう!」とエールを贈られた。
同じく衆議院議員の宮島大典さんは「故郷を思う気持ちに与党も野党もない。故郷や震災に遭遇した日本のためにがんばります!」と述べられた。
佐世保市議会議長の永山正幸さんをはじめ、佐世保市ゆかりの企業・団体からも多数出席した。
今年のイベントゲストは「お母さんといっしょ」3代目「うたのおにいさん」で有名な歌手のたいらいさおさん(南高出身)。
「たいらいさおと歌おう!! あの歌この歌 思い出の歌メドレー」では、「青い山脈」「上を向いて歩こう」など昭和を彩った名曲や佐世保ゆかりの歌を皆で一緒に歌った。
また、今回佐世保市観光大使を務める魅力的な女性二人(さとみさん/なほ子さん)の元気溌剌としたパフォーマンスも話題となった。
恒例の福引き抽選会では、東京北星会のメンバーは川ア会長を始め大当たり。特に堀口事務局長は「東京佐世保会会長賞」を手にして「どや顔」でご満悦の表情。
特別な年となった2011年。東日本大震災義援金を今回の会費の一部、広告・協賛協力金、会場での募金も含めて佐世保市を通じて届ける予定だ。東京のど真ん中で故郷を思い、被災された東北の方々の苦しみを思う……。
国難に遭った悲しみを乗り越えて、集う人達がひとつになった盛大な会だった。今はただ、上を向いて歩こう!
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(文責・桑島まさき)
(掲載日:2011年11月26日) |
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